ほくそうブログ

2024年7月23日 New

 暑い暑い夏がやってきました!!

 7月2日は、権利擁護虐待防止研修で前回参加できなかった18名の職員さんが前向きに勉強してくれました。佐久間弁護士の資料を使用し、グループワークで様々な意見が出て良い研修になりました。

 Kさんは7月がお誕生日です。離れて暮らしているお母様とお兄様から素敵なプレゼントが届きました。大変喜ばれていました。担任S支援員とお写真を撮りました。お花を送って頂き本当にありがとうございました。

 今日はとても暑い日、この東庄町でも32度の暑さです。午後、Iさんがベランダ外を真剣に見ています。その先には??

 職員さん達がベランダ掃除をしてくれていました。水の流れが好きなので、職員さんの仕事を見守ってくれていたようです。大汗を流しながら、自動噴霧器で、壁や床の泥などをきれいに掃除してくれました。

 本館の男性陣は、入浴の後はロビーでテレビを見てゆっくり過ごしていることも多いです。椎の木東寮のHさんが毎日、献立ボードを書いてくれています。

 今の北総の食事では、個別対応している方たちが増えました。車椅子や介護ベッドを使う方も増えましたが、お食事は皆さんが楽しみにしている時間です。いつも優しく丁寧な介護を心がけています。皆さん良く召し上がってくれることが、私達の喜びです。

 さて、7月20日(土)は東庄公民館で4回目の「みんなの食堂」が行われました。地元の保育園さん主催の行事です。夏休み突入の暑い日でメニューはかき氷!!北総からは、白樫とOさんが参加しました。手芸介護班のポケットティシュやシュシュを持って帰ってもらえるようにパンフレットと一緒にご用意しました。とても好評でした。北総は、今までも多くのボランティアさん達に支えられてきました。こうして少しでも町の皆さんのお手伝いができればと活動していきます。

 今年も猛暑が予想されていましたので、夏の過ごし方の工夫について5月から職員同士で話し合って準備してきました。7月8月は毎週水曜日、外作業班(農耕・林産・園芸班他)は作業お休みとして涼しいプレールームでカラオケやDVD鑑賞、または海などへのドライブなどを企画しています。この日は20人くらいでカラオケを楽しんでいました。昭和ナツメロが多く、皆の笑顔と拍手がたくさん聞こえていました。

 今回も最後までご覧いただきありがとうございました。猛暑酷暑の夏です。どうぞ皆様もお身体を大切にお過ごしください。次回は8月8日頃更新の予定です。        白樫久子

 

2024年7月2日 New

7月になりました。

 梅雨の晴れ間の青い空。今日も皆さん元気に作業に出発です。こうして作業場まで移動することも、お互い元気に挨拶し、安全に気を付けて歩いて、笑顔で声かけあい、北総の大切な「働くこと生きること」の毎日です。

 火山寮のAさんにはちょっとした隙間時間に楽しんでもらおうと、担任さんがストロー入れなどを用意してくれました。時々一人で集中してやっている姿をみかけます。今日は、Tさんが一緒にやってくれていました。今日はTさんの方が集中してやっていました。

 Kさんもストローいれに挑戦。朝食後、作業に行くまでの待ち時間。利用者さんがちょっとでも興味を持ってくれることを増やしたいと、職員さんの工夫は色々拡がります。

 Fさんの部屋には最近テレビを購入しました。以前はロビーなどで皆さんと一緒に過ごしていましたが、このところはお部屋で過ごすことが多くなってきたFさん。情報番組や競馬など個室でゆっくり見てくれているようです。

 こちらは本館食堂前。やはり作業に行くまでの待ち時間。Hさんは紙工芸班、Tさんは農耕班です。後ろのボードに掲示してあるのは、作業班週計画と、各クラスの居室だよりです。写真を多くして保護者の皆様に北総の暮らしを見て頂けるように長年にわたって作成しています。保護者の皆様にも好評です。

 こちらは仲良しご兄弟です。つかず離れずのいい距離間で、そばにいることが多いですね。お二人ともそれぞれ紙工芸班と林産班でお仕事頑張っています。

 Iさんは、毎朝必ず新聞を読んでいます。今日の注目は「競馬!」だそうです。色々なことに興味を持って情報をキャッチして、私達にも教えてくれます。

 手芸介護班のIさん、今はこうして絵をかいたり塗り絵をして過ごします。昔からペンを沢山ポケットに入れて、何か書くことが好きでしたね。若い頃は林産班で木を運んだり、紙工芸班で楮叩きもしながら皆の面倒をよく見てくれていました。今日も書いた絵を見せてくれました。有難うございました。

 

 Oさんは小さな毛糸玉をウエットテッシュケースに押し込みます。器用に毛糸玉をつまんでいました。ありのまま工芸班の作業にも慣れてきてくれたのか、今日は笑顔が見られていました。

 今日はSさんが、ありのまま工芸班に参加。短い時間ですが、ダーツに集中してくれていました。職員さん達が元気に盛り上げてくれ、どんどん的に当てて、作業場の皆さんも盛り上がっていました。

 さて7月に入りそろそろ「七夕」です。余暇部会スタッフさんが七夕飾りを配ってくれ、各クラスきれいに飾り付けてくれています。のぎく寮は、Sチーフ中心に天井から「天の川」🌌がきらきら✨。皆さんの願い事を書いてつるしています。

 

 アニメ大好きなNさんの願い事は「まんが家」!! ちゃんと自分で書いてくれたとのことです。願い事がかなうといいな。ちなみに担任職員さん達は「万馬券」!「宝くじ大当たり」!でした。本当に願い事がかなうといいですね!!!

 今回も最後までお読みいただきありがとうございました。梅雨に入り、蒸し暑い毎日が続きます。どうぞ皆様、お体を大切にお過ごしください。次回は7月23日頃更新予定です。  白樫久子

2024年6月17日

権利擁護研修~動物、花、命を大切にすること

 6月も半ば過ぎ、30度を超える夏日も増えてきました。北総のある東庄町は利根川の流れと、銚子黒潮の影響もあり、比較的冬暖かく夏は涼しい気候です。それでも今年はますます酷暑が予想されていますので、十分注意していきたいと思います。

 北総玄関前には、「はく」と「まゆ」2匹の犬がいます。6年ほど前に生まれたばかりの兄弟を頂いてきました。中々元気な2匹で、土日は利用者さんと散歩に出かけることが楽しみです。

 毎朝、事務の伊橋さんと和田さんが犬小屋周りを掃除してくれ、水と餌を用意してくれます。二人が来ると、「はく」も「まゆ」も大喜びです!!

 6月5日(水)今日は、職員の権利擁護研修です。今回は、弁護士で千葉県知的障害者福祉協会監事である佐久間水月先生にお越しいただきました。先生の大変わかりやすく勉強になるお話を頂いたあと、5グループに分かれてグループワークを行いました。

 今回は北総職員ばかりでなく、笹川なずな工房さん、自然さんの職員も来てくださったので、他事業所のお話も聞けてとても有意義でした。先生の講演を聞くだけでなく、自分の意見や疑問を出して話し合うことが大切です。インプット・アウトプットでより効果的に身につきます。それぞれの感想・報告も「具体的でよかった」「もやもやしていた疑問にヒントをもらえた」などとありました。佐久間先生も、「私の話はあくまでもヒント。それぞれが自分で考えることが大切」「日常のあたりまえを大切に」とアドバイスをくださいました。先生、お忙しい中貴重なご講演をありがとうございました。

 北総には「一期一会、一輪の花」の考えと実践があります。動物や切り花は、自分で水を用意することや花瓶の水を取り替えることは難しい。だからこそ、私達職員は毎日犬の世話をし、花の水を取り替える。それは、自分の辛さを適切に訴えることが難しいこの人達の心に寄り添うこととつながります。

 これからますます暑い日が続きます。利用者さんお一人お一人の表情と心をさりげなく読み取り、さりげなく寄り添い、心ある支援ができるように、今日も「一期一会、一輪の花」の実践を続けていきたいと思います。佐久間先生の「権利擁護研修」は、そんな理念を大切に、私達にとても大切な多くのことをお伝え下さいました。

  今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回は7月2日頃の更新予定です。皆様、お体を大切にお過ごしください。  白樫久子

2024年5月31日

 5月最終日になりました。みんな元気です。

 先日5/18笹川なずな工房さんより、イベントにキッチンカーをお呼びしたとのことで声をかけて頂きました。以前北総に来ていただいた’メリーカフェ’さんということで、皆喜んで参加してきました。今川焼やみたらし団子など楽しくおいしく過ごすことができました。

 爽やかな青空のもと、皆で好みのスウィーツやドリンクを頬張りました。有難うございました。

 今年度の50周年のお祝いにて、利用者さんと職員さんでお揃いのTシャツを作成しましたので、ご披露します!職員さんはユニフォームとしても着用しています。髙木課長が「後で思い返せる記念品を作ろう」と提案しデザイン注文してくれて、成田のぞみの園さんに作成をお願いしました。紺色のドライ生地にピンクのシンプルで素敵なデザインで、皆さんに大好評です。

 今回は、バックショットが多いです。さて、誰だかわかりますか?

 木工班の皆さんも、朝のウオーキングのあとはそれぞれの磨き仕事に精を出していました。

 

 笹川なずな工房の畑「実楽(みらく)」です。玉ねぎなどの野菜とブルーベリー畑です。みんな一生懸命汗を流して仕事をしています。みんな働き者で、いつも気持ち良い挨拶をしてくれます。

 こちらは、北総の農耕班。今日はキャベツの収穫です。Tさん、Yさんがどんどん収穫を進めていきます。昔より植え付けは少なくなりましたが、この季節の畑仕事はなかなかやりがいがあります。

 この日は、玉ねぎの収穫です。畑から帰ってきて、ワゴン車から玉ねぎを下ろして運びます。入所して6年になるUさん、兄貴分のYさんに声かけてもらってコンテナを一生懸命運びます。北総が50年取り組んできた「働くこと、生きること」「役割と出番のある暮らし」、これからもお一人おひとりに合わせた「大人として働くこと」を大切にしていきます。

 紙工芸班も、和紙の原料「楮」の皮を煮て剝いて、丁寧に叩いて漉いて、製品に仕上げます。

 林産班は、椎茸の原木運びに、山の整備に、作業場の草取りなどしています。今日は、山と作業場2場面に分かれて作業をしていました。だんだん暑くなってきました。Tさん、Oさん、Sさん、Iさん、黙々と草取りをしていました。お疲れさまでした。

 今回も最後までお読みいただきありがとうございました。今日は5月31日(金)朝は大雨でしたが、ようやく明るくなってきました。明日からは6月、今年も暑い夏になりそうです。どうぞ皆様もお身体を大切にお過ごしください。次回は6月14日前後の更新予定です。今後ともよろしくお願い申し上げます。 白樫久子

2024年5月17日

創立50周年お祝いの会

 令和6年5月15日(水)大安吉日、好天に恵まれて、「北総育成園創立50周年お祝いの会」が行われました。「北総会場」と「鯉屋旅館会場」に分かれてハイブリット開催です。利用者さんが楽しめるように、手作りで丁寧に準備しました。当日は、利用者さんと職員さんの笑顔や笑い声があふれて楽しい一日になりました。

まずは北総会場、10:00、食堂がきれいに飾り付けられてみんなが集まってきました。

車椅子のKさんが、上を見上げて「きれい!」と喜んでくれたそうです。職員さんは鮮やかな北総はっぴを着て、利用者さんは、胸にピンク・黄色・ブルーのバラのコサージュ。その他に、色々な王冠👑やカチューシャを身につけて、ペンライトなども用意されています。

 今日は、デコレーションケーキを沢山用意して、切り分けて食べるスタイル。お好みのケーキを好きなだけどうぞ。少しでいい人は少しだけ。何種類も食べたい人はリクエストにお答えします。職員のKさんとMさんの熟年カップルのケーキ入刀に大盛り上がりでした。

Yさんは、ニコニコで大きいお口でケーキをパクリ。楽しくおいしく過ごしていたようです。

 

北総で一番若いTさん。クリームだらけの満面の笑み。私達もうれしくなってしまいます。

Nさんがとても穏やかにたのしく「セーラームーン」を歌ってくれました。Oさんは楽しいダンスでカラオケを盛り上げてくれました!

このところ少し体調が戻ってきたYさん、とてもご機嫌で楽しんでくれました。

 

Uさんは若くてイケメンさん。黄金の王冠を自分でかぶってくれました。バラのコサージュもとても似合ってかっこいいですね。

 

84歳のMさん、今日はマイクを握って歌を聞かせてくれました。Hさんも隣でにこにこ。

 

 北総会場の昼食は、中華弁当やステーキ弁当など、皆さんのお好みで注文しました。職員さん達からもおいしかったと好評でした。

 

 外注弁当が難しい方は、厨房さんで食べやすくきれいなお弁当を作って頂きました。職員さんが介助しながら、美味しく楽しいひと時でした。Yさんもご機嫌で完食してくれました。

 

カラオケで沢山うたったNさんは一日穏やかにこの笑顔でした。

 これは来賓の皆様にお渡しした記念品、手芸介護班の刺し子の手提げバックです。Iさんの細やかな刺し子刺繍を主に一つ一つデザインして作成しました。手作りの為一品ものです。どなたがどのバックを手にしてくださったでしょうか。大切にしてくださるとうれしいです。

 さて、11:00,鯉屋旅館さん大広間の準備も整いました。舞台横には、お祝いのフラワースタンド、とても華やかでした。ロビーには、北総の歴史の写真を掲示しました。ご来賓、利用者さん、職員さん、みんなその歴史を興味深く見てくださいました。その写真の中には、もう亡くなられた方もいてこみ上げる思いを抱きました。利用者のHさんが、空を指さして「やはぎさんも、よろこんでいるね」と涙を浮かべてお話ししてくれました。本当にそうだといいですね。

 11:10開式の前に、北総会場での映像を流しました。皆さんが2つの会場がつながっていることを実感してくれて、興味深く映像に見入ってくれました。

  

 さて会食も始まり、おいしいお食事にみんな舌鼓を打ってうれしそうです。Yさんは懐石料理は苦手なので、特別にハンバーグをつけて頂きました。

 Sさんは北総を10年前に退所して今は、グループホーム野の花に暮らしています。今回お招きし、久しぶりに北総の皆さんと会ってとても喜んでくれていました。昔の仲間は大切でいいものですね。ちょっと緊張していたようですね。

 武井園長が長年、北総の記念誌を作成してくれています。今回その歴史の記念誌を皆様に見て頂きました。船橋市杉田副市長様に、説明してくれています。

 

 Tさんは昭和13年生まれの86歳、北総の最高齢者です。今回お元気に参加してくれました。北総には、昭和49年開所時に入所して暮らしている利用者さんは10名いらっしゃいます。今回はそのうち5名の方が会場に参加してくれました。

 武井園長が、50年の映像とともに思い出話とご挨拶をしてくれました。利用者さんは久しぶりに園長にあって皆さん大喜びでした。ありがとうございました。

 

 ご来賓の船橋市副市長杉田様、東庄町副町長向後様、東庄ライオンズクラブ会長大網様に大変お忙しい中ご臨席賜りました。温かいご祝辞も頂戴し、誠にありがとうございました。

 

 こうして長い歴史を培い、我々をご指導下さってきた宮代理事長や武井前園長、荒井前施設長に安心していただけるように、これからもしっかり業務を遂行していかなくてはと職員一同改めて心に誓いました。創立時の保護者様はじめご関係者の思いを大切にして参ります。温かい励ましのお言葉を頂き、誠に有難うございました。

 お忙しい中、東庄町岩田町長が駆けつけて下さり、ご祝辞を頂きました。50年の歴史、北総との関わりをお話しいただき、非常に感慨深く、心にしみるご挨拶でした。誠に有難うございました。

 そして閉式の挨拶は髙木課長です。今回利用者さんと職員さんとお揃いのTシャツを作りました。背広とYシャツを脱ぎ捨てて、そのTシャツの紹介をしてくれました。

 最後に、理事長と園長を囲んで記念撮影です。50周年は大きな一区切りですが、利用者さんの大切な生活はこれからも続きます。本日の皆様への感謝の思いを胸に刻み、これからも職員一同ますます精進し、よりよい施設運営に取り組んでまいります。今後も皆様のご支援ご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

 帰園後、鯉屋会場のフラワースタンドを北総に飾りました。玄関前はとても華やかです。額に飾ってあるのは、(白)昭和49年落成式に配られた記念手ぬぐい、(ピンク)今回の50周年記念手ぬぐいです。

 今回も最後までご覧いただきありがとうございました。次回は5月31日頃予定です。白樫久子

2024年4月23日

春、うれしい!楽しい!大好き!な、出来事。

 今年は4月になっての桜開花でした。雨も多かったのですが、やはり桜の季節は新しい季節の象徴です。出会いがあり、別れがあり。春の思い出にはいつも桜の花が舞っているような気がします。

 4月7日(日)成田市にある菜の花会さんの「みどり祭り」にお邪魔しました。大きなのぼりが私たちを出迎えてくれました。

 初めにとてもおいしい豚汁を頂きました。他にも、から揚げに焼き鳥にカレーライスに流しそうめんに焼きそばに、盛沢山のおいしいおもてなしを頂きました。本当に大勢のお客様でにぎわっていて、職員の皆様、保護者の皆様が一丸となってお祭りを作り上げ、地域の大切な行事として根付いていることを感じました。笹川なずな工房はじめ多くの出店もありました。楽しむことに夢中であまり写真が少なくてすみません。本当に楽しかったです。YさんもIさんも、大満足でした。

 さて、こちらは北総育成園の桜です。この日は手芸介護班さんとありのまま工芸班さんが園庭にて桜を楽しんでおりました。

 NさんとMさんは共に80歳代、北総でも最高齢の女性です。お二人とも若いころは農耕班で野菜を収穫して運んだり、草取りをしたりと毎日汗流して畑仕事をしていました。今でも元気にお話をして歩くこともできます。もちろん必要に応じて手助けは必要ですが、自分の出来ることは自分でやる習慣は変わらず、お元気な毎日を送っています。

 

 

 4月16日(火)17日(水)は、地元「磯山いちご園」さんにいちご狩り🍓に行ってきました。甘くておいしい苺を自分で採って、練乳やチョコにつけてお腹いっぱい食べました。

 みんなとても上手に赤くておいしい苺をとって、たくさん食べていました。車椅子の方も2名参加しました。職員さんが細やかに配慮してくれ楽しく過ごすことができました。

  

 最後に、おめでたいご報告。当園支援員のOさんとNさんが結婚式と披露宴を挙げられました。北総の職員も大勢ご招待を頂き、私達もとても素敵で幸せなお時間を過ごすことができました。誠におめでとうございます。お二人の末永いお幸せを心よりお祈り申し上げます(このブログに掲載することは、披露宴中にご了解頂きました)。

 4月中旬から東庄の田んぼにはこうして水が引かれていきます。県内でも早い田植えの準備です。青い空に田んぼの水が輝いてとても美しい景色です。私はこの景色が大好きで、毎年なんだかとても勇気づけられるのです。うんと大きく息を吸って、すーっと吐いて、毎日を大切に積み重ねていきたいと思います。

 今回も最後までお読みいただいてありがとうございました。次回はGW明けの8日(火)頃に更新予定です。これからもよろしくお願い申し上げます。  白樫久子

2024年4月4日

4月新しい季節になりました

 令和6年度が始まりました。今日は4月4日(木)、3月後半の雨や気温の低さで桜の開花は遅れていますね。この数年は暖冬で開花が早かったので、今年は入学式の桜が望めそうですね。北総の桜もやっとぽちぽち咲き始めといったところです。

 午前中はウオーキングに行く人が多いです。ちょうど手芸介護班のIさんとSさんと職員のYさんが出かける途中でした。気を付けていってらっしゃいませ!

 紙工芸班に、YさんとIさんが手をつないで歩いていました。職員のFさんが、TさんとMさんと一緒に園周りをウオーキングしていました。明るい青空のもと皆楽しそうです。でもMさんはどんどん先を歩きたくて、早歩きでした。北総に来た頃は座り込むことも多くなかなか動けなかったのですが、皆さんと仕事をし、歩くことが習慣になり、心身ともに健康になって体力がついてきて本当に良かったと思います。

 さて、4月は新しいお部屋に移る方もいます。Aさんは、今までのあざみ寮からたんぽぽ寮へ。今日は新しい担任さんたちと引っ越しをしました。お部屋の窓からは明るい景色が望めます。「新しい部屋になってよかったよ」とのうれしい感想を頂きました。

 手芸介護班さんです。車椅子を利用する方も多くなりましたが、午前中はこうして皆さんと一緒にそれぞれの仕事をします。それは、しつけ糸とりであったり、ぬり絵だったり、パズルであったりしますが、お一人お一人の出来ることがあることが大切ですね。

 今日の林産班です。あたりの草も伸びてきて環境整備も大切な仕事。職員のIさんとTさんが、坂道の掃き掃除を頑張ってくれています。Tさんはまだ20歳代で体力もあります。仕事の頑張りが大人としての成長を促してくれます。これからも一緒に頑張っていきましょう。

 木工班は、笹川なずな工房さんの横にあります。毎日マイクロバスで送迎します。以前は歩いて通っていたのですがだんだん難しい方も増えてきました。作業場周りのウオーキングで体を動かします。

4月からは、女性2名が移動してきてくれました。TさんとIさんは初日から張り切って新しい仕事に精を出してくれました。

 Wさんは長年木工班で磨きや糸鋸の仕事を頑張ってくれてきました。年々体力は落ちていますが、やはり仲間の皆さんと「やることのある暮らし」が大切なようです。このところ穏やかに仕事してくれる姿を多く見かけます。ベテラン女性のSさんとIさんもニコニコと手を動かしてくれていました。

 久しぶりに農耕班の畑です。チーフのYさんに撮影してもらいました。以前よりも作業の規模は縮小していますが、やはり青空の下での畑作業は皆さん伸び伸びしていますね。

  

表玄関前の「蕗の棟」です。園芸班が植えてくれたプランターの花がきれいです。

今回も最後までお読みいただいてありがとうございました。次回は4月22日頃更新の予定です。

白樫久子

2024年3月22日

ちょっとおでかけ、春の銚子まで。

 ようやく春の日差しを感じるようになった3月中旬、3日間に分けて春の銚子に一日外出に行ってきました。風はちょっと冷たかったけど、海を見てドライブして散歩して、それぞれに買い物して、外食してきました。その様子をお届けしますね。

1グループ:新棟2階男性クラスと女性2クラス合同で

 海沿いをみんなで楽しく歩きました。よく体を動かしてた後は、おいしい食事を楽しみました。

2グループ:本館男性   

     銚子電鉄も見てきました。今度はみんなで電車に乗りに行きましょう!

3グループ:たんぽぽ寮

 お買い物好きな女性クラス、服や文房具や日用品など、色々買い物を楽しみました。

   またこれからも楽しく外出しましょう。4月は、いちご狩りの予定です。

 ところで、3月の初めに匿名の方からこんな嬉しいお葉書をいただきました。

      「こんにちは!今年9月に12才になる孫娘が「たつ年」です。

       たつのぬいぐるみとか、置物など、なかなか見つからないところ

       しっかりとした和紙の置物を見つけました。気に入りました。

       良かったです。これからもお身体、大切に 皆様、和紙のお仕事

       続けて頂けるとうれしいです。 横芝光町 ばあば 69才より 」            

 北総の利用者さん職員さん皆にとって、とても励みになるうれしいお葉書でしたので、お出しくださった方に許可も得ず勝手ですが、ここに掲載させていただきました。北総の玄関前と、紙工芸班作業場にも掲示させていただいております。これからも皆で、知恵を出し合い意見を出し合い、心を込めて良い製品を作っていきたいと思います。このような素敵なお葉書を頂戴しまして、本当にありがとうございました。

  前回掲載したモクレンです。これは3月14日の画像です。記事を書いている今日は22日で、すでに大半が散っています。そろそろ染井吉野の蕾が開きそうな・・。東庄の田んぼにもそろそろ、水が入りました。春はもう目の前ですね。

 今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

 次回は4月第1週にお届けします。白樫久子

2024年2月29日

明日から3月、今日は2月29日です。

 今年は4年に一度の「閏(うるう)年」。地球が太陽の周りを365日かかって一周するため1年は365日ですが、実際は365日と6時間ほどかかって一周するので、そのずれを調整するために、4年に一度2月29日が登場するのだそうです。小さなずれも積み重なると大きな違いになりますね。我々の健康や仕事などにも言えることです。小さなずれや間違いは、早く気づいて早く適切に修正する習慣が大切だなと思います。なかなか難しいですが、意識していきたいと思います。

 

 だいぶ春らしい陽射しになってきましたが、今日は雲が厚く肌寒い一日です。ありのまま工芸班のTさん、Sさん、Hさんが、職員のIさんとピロティをウオーキングしていました。Iさんが優しく3名を励ましながら声をかけて体を動かしてくれていました。「歩くこと」「笑うこと」は、健康な生活を送る上でとても大切なことですね。

 お隣の手芸介護班、今日は全員が揃っていたので和やかでにぎやかです。車椅子を使う方も増えましたが、お一人おひとりのお仕事や出来ること・やりたいことを用意しながら過ごします。職員さんは介護業務も多くなり、以前よりは制作の仕事時間は減ってきました。それでもいろいろ工夫をして作業に取り組んでくれています。

 園芸班は、ポットや鉢を別のハウスに移動して片づけをしています。冬のシクラメンなどもなくなり、今はあまり花がないですがこれからの季節に向けて活動しやすいように準備しています。

 いつも、地元のお花屋さんからお花を届けて頂いています。今回の玄関は、とても春らしく、ピンクや紫や白のスイートピーやフリージア等に、花器は籐の白うさぎバスケットです。館内も色々お花が飾られています。季節の花々は、私達の心を優しく励ましてくれますね。

 表玄関、事務室入り口です。「ありのまま工芸班」のひょうたん人形、ひな人形シリーズです。素朴で可愛らしい製品に仕上がっております。ぜひお手に取ってご覧ください。

 本館2階菜の花寮のロビーです。現在男性利用者さん3名が生活しています。

 職員室です。日中特に午前中はみな作業に出ているので、静かです。窓の向こうは利根川、北総は高台にあるのでとても眺めがよいのです。

 北総入り口に、白モクレンの木があります。とても日当たりがよいので毎年どこよりも早く花を咲かせます。それにしても暖冬のせいでしょうか、今年はすでに先週一輪咲き始めました。今日も一輪満開です。そしてほかの蕾もかなり膨らんできています。

 今回も最後までご覧頂きありがとうございました。明日からは3月です。2023(令和5)年度もあと一ヶ月。来週は新年度の事業計画会議があります。新しい季節がやってきますね。

 次回は3月18日頃更新の予定です。今後ともよろしくお願いします。  白樫久子

2024年2月14日

2月、暖かい陽射しが増えてきました。

 2月に入り春の日差しを感じます。北総の敷地内には何本もの梅の木がありますが、今が盛りです。梅の木は、四季の花の中で一番先に咲くので、「花の兄」と呼ばれるそうです(朝の情報番組に教えてもらいました。ちなみに「花の王」は牡丹、一番遅く咲く菊は「花の弟」と呼ぶそうです)。

 ちなみに年々の暖冬で、もう2月なのにさざんかの花も咲いています(画面右の垣根)。

 今日は2月14日、バレンタインディです。昔は、女性利用者さんが担任と一緒にチョコレートを買いに行って、好きな男性利用者さんや男性職員に贈っている姿や職員同士の「義理チョコ」「御礼チョコ」もありましたが、このところは時代の流れか、少なくなってきたようです。今年は、皆さんにこんなケーキ各種をご用意しました。給食委員会の職員さんが素敵にポスターを作って掲示してくれました。楽しみですね!

 農耕班のAさんは、若いことから多くの仕事に従事してきました。70台後半とは思えぬパワフルな働き姿は、我々職員にとってもお手本です。今日は、ほうれん草の仕分けを行ってました。農耕班の切り干し大根も最盛期を迎え、各方面から沢山のご注文を頂いております。

 

 林産班は、椎茸原木の菌打ちの仕事です。先日利用者さんに各担任職員が来年度の希望調査をしたところ、長年農耕班で頑張っているYさんが「林産班」を希望。「椎茸の仕事が面白そうだから」とニコニコと教えてくれました。それでは体験実習として数日林産班でと、原木運びや菌打ち仕事を頑張りました。でも農耕班の職員からは「切り干し大根の仕事もあるので農耕の仕事もやってもらわねば困ります!」とのこと。当面両方体験しながら、検討していくことにしましょう。

「なかなか難しいけど面白かった」。細かい作業が好きなYさんは一生懸命取り組んでくれました。

 「林産班お仕事頑張りました!」ということで今日のおやつはケーキとコーヒー。みんなでおいしく頂きました。

 作業終わって、午後の林寮の一コマ。HさんとDさんとKさん、言葉は少ないけれど一緒にいる姿を時々見かけます。

 TさんとHさんは、リビングで何やら楽しそう。Tさんは、お母さんと弟さんにお手紙を書いていました。お返事来るのが楽しみですね。

 今回の写真は男性ばかりが多くなってしまいました。本当は2月初めに更新の予定でしたが遅れてしまい、申し訳ありません。次回は2月28日頃の予定です。

 だんだん春が近づいてきますね。皆様もどうぞお体を大切にお過ごしくださいませ。 白樫久子

社会福祉法人さざんか会 北総育成園

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