2023年5月31日

夏の花壇植えや玉ねぎ収獲や皆さんの仕事

 明日からは6月です。園芸班ハウスの中は、マリーゴールド・ホクシャ・ペチュニアなど夏の花苗で一杯です。今日は職員3名、利用者6名で元気に仕事に汗を流していました。マスクを外して、伸び伸びと自然の中で思い切り呼吸して共に働く喜びは何物にも代えがたいと思います。各種花苗は、トラックで運んで花壇に植えます。ご希望があれば、地元・地域にも出張いたしますのでお声がけください。

現在、園芸班作業場を移築中です。7月には快適な作業・休憩場所になると思います。楽しみですね。

 手芸介護班のIさんとH職員さんが、ウオーキングから帰ってきました。少し曇り空でしたが、元気よく歩いてきました。働くこと、生きること、食べること、歩くこと、笑うこと。皆で大切に取り組んでいきたいと思うことです。

室内では、しつけ糸とりやパズルや塗り絵を楽しくすすめています。

「ありのまま工芸班」は、散歩や運動の他にもひょうたん作業をしています。Aさんは、乾燥したひょうたんの「種抜き」仕事。ピンセットを使って根気強く種を抜いてくれます。Kさんは、いい艶がでるようにごしごしとひょうたん磨き。以前のような大きな仕事、長い時間の仕事はもう出来ないけれど、今のこんな小さな仕事が積み重なって、今の北総の作業が進んでいきます。

 

農耕班は、玉ねぎ収獲です。以前の収量から比べれば大分少なくなりましたが、広い畑での仕事はやりがいがあります。お互いの励ましあいと職員さんの段取りが大切ですね。今年も農耕ハウスに沢山の玉ねぎが干されて風に揺れています。今年は昨年より大きくて甘い玉ねぎが沢山獲れました。

前回お伝えした「手をつなぐ作品展販売」(於市原市内ユニモちはら台・主催千葉県知的障害者福祉協会)が5月21日無事終了しました。久しぶりの大きな販売場所でしたが、木工班の焼き板製品・手芸介護班のバックやエプロン等布製品、農耕班の切り干し大根など、多くのお客様に手に取って頂き、多くの売り上げになりました。本当に有難うございました。利用者の皆さんにも報告をし、今後の作業への大きな励みになりました。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。        

今回も最後までご覧いただき有難うございました。次回の更新は、6月15日頃です。皆様もどうぞお体を大切にお過ごしください。       白樫久子

2023年5月11日

薫風自南来  くんぷうじなんらい

 

 5月GW、テレビでは全国の観光地に人々の笑顔がもどった様子が繰り返し放送されていました。マスクのない笑顔、特に子供たちの笑顔や歓声に頬が緩みます。新型コロナ感染症は5類に移行となりましたが、私達は引き続き適切に感染対策を行いながら、日々の笑顔とわくわく感、暮らしの喜びや楽しみも大切にしていきたいと思います。東庄町の’太陽’と’美しい緑’と’清らかな水’に育まれた豊かな自然に囲まれながら、一つずつできることを模索して進んでいきます。

 いつも土曜日の11時頃、北総の飼い犬「ハク」と「マユ」を連れて散歩に出かけます。今日は、支援員のIさんとSさん、利用者さんは5名。林産班の椎茸の発生も良くなってきたので、椎茸山にもいくそうで、Yさんが早く外に行きたい元気な「マユ」をリールをつなげて連れてくれました。さわやかな風と青空のもと、みんな笑顔で出かけていきました。

 イベント販売が少なくなっていましたが、「多古道の駅」と「栗源道の駅」には北総育成園の製品を置かせて頂いております。農耕班の切り干し大根や、木工班の焼き板製品、手芸班のバックやエプロンなど中々好評です。ぜひお立ち寄りの際は、お手に取ってご覧いただければ幸いです。

栗源道の駅👆   

          多古道の駅👇

 昨日製品を搬入した職員のKさんから、店員さんから「コロナで大変な思いをしたけど、頑張って下さい。切り干し大根もたくさん売れるのでどんどん持ってきてください!」と励まして頂いたとのでした。利用者さん職員にとっても大きな励みになりました。有難うございました。

販売のお知らせ 5月19日(土)~21日(日)に、市原市内「ユニモちはら台」さんで行われる「手をつなぐ作品展(主催:千葉県知的障害者福祉協会)に3年ぶりに出品します。同法人の「笹川なずな工房」のジャムやクッキーも出品します。ぜひお立ち寄りくださいませ。

 さてGW明けて、今日は5月10日さわやかな五月晴れ。風も穏やか、少し体を動かせば汗ばむ陽気になりました。紙工芸班では、楮(和紙の原料)を木槌で叩いて繊維を柔らかくします。皆、本当に一生懸命に仕事に取り組んでいました。

木工班は、15人マイクロにて作業場に出勤です。朝はまず田んぼ道をウオーキングしてから、仕事に入ります。皆お互い声かけあって、穏やかで落ち着いた雰囲気が流れています。

YさんとHさんは、バーナーで焼いた杉板の炭落とし。二人が炭落とししてくれた板を、皆が作業室で磨きます。サルやカニやヒツジやオニやイルカなど色々な形の鍋敷きになります。一枚¥500也。売れ行き好評でご注文も良く頂きます。

お仕事が終わったら、掃除や手洗いをして「コーヒータイム」。率先して準備をしてくれる人もいます。Wさんはこの冬から少し心身の衰えが心配でしたが、今日は、笑顔で仲間のいる木工班で楽しそうに過ごしていました。できる仕事は少しずつ小さくなっても、「やることのある生活」「仲間のいる暮らし」の大切さを感じます。

 林産班は、椎茸の原木運びが主な仕事です。温かくなってきて、椎茸の発生が良くなってきました。せっかく育った椎茸を無駄にしないように職員はチームワークよく収獲しています。今年は昨年よりもっと収益を上げられるように、職員皆で話し合って頑張っています。

女性陣もまじめにこつこつ運びます。何とも心強いです。

今日は、フレーム組と山組に分かれての原木運びで、何往復も仕事したそうです。お疲れさまでした!仕事をしている時の皆さんは、本当に生き生きとしています。皆さんの頑張りで、これからおいしい椎茸を皆様のもとに沢山お届けできることと思います。

 次回は他の作業班の紹介をしていきたいと思います。

 今回も最後までお読みいただき有難うございました。次回は5月26日頃更新予定です。

 白樫久子

 

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