利用者さんは自分の気持ちを言葉にして伝えることが難しく、行動からその裏に隠れた思いを汲み取らなければなりません。ときには悩むこともありますが、その分、心を開いてくれたときの喜びは大きいです。そんな利用者さんから「ありがとう」と言われたり、感謝の気持ちをジェスチャーで伝えてくれたときこそ、私がこの仕事をしていて本当に良かったと思う瞬間です。
北総育成園は自然に囲まれており、アヒルや犬など、動物も一緒に生活しているところが他施設にはあまりないところだと思います。利用者さんも動物が大好きで、一緒に散歩に行ったりすると、コミュニケーションがスムーズになります。
北総育成園 2017年入社
はじめて施設を見学したとき、利用者さんがイキイキと作業をする姿が印象的でした。温かい雰囲気にも惹かれました。
2018年の年越しです。みんなで年越しそばを食べ、テレビを見てゆっくり過ごしました。年越しの瞬間はカウントダウンをして、新年を迎えると祝福して盛り上がりました。とても楽しい思い出です。
岡澤さん
私と同じ木工班に所属する、ベテランの先輩です。利用者さんとの関わり方や身だしなみなど、日々学ばせてもらっています。
朝食介助 前日までの日誌や掲示資料を確認したら、利用者さんが待つユニットへ向かい、朝食介助に入ります。 |
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作業活動 利用者さんと作業場に移動し、鍋敷きや瓢箪を磨きます。木工班のメンバーは仲が良く楽しい会話も弾みます。 |
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休憩 水分補給やトイレに行ったりしてリフレッシュ。 |
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作業再開 作業中はみんな真剣に取り組んでいます。 |
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昼食・昼休みa 各ユニットで厨房手作りのお弁当を頂きます。介助が必要な方も多く一人ひとり丁寧に関わります。職員も交代で昼休みを取ります。 |
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入浴介助 利用者さんの背中を流しながら「今日も作業がんばったよ!」「ごくろうさまでした!」と声を掛けることも大切にしています。 |
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おやつ・衛生管理など ユニット毎においしいおやつを頂き、夕食までのんびりタイム。衣類の整理や衛生点検も行ないます。 |
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退勤; |
私が所属する木工班では、鍋敷きやひょうたんなど、木のぬくもりを感じるものづくりに取り組んでいます。学生時代、犬を中心とした動物の生態学、行動学、心理学について専門的に学んでいた私にとって、木工作業は初体験。先輩が丁寧に教えてくれたおかげで、今ではすっかり慣れて、ひょうたんのランプなど、新製品の開発にも携わるようになりました。利用者さんと共に作り上げていく喜びは、とても大きいです。